ニューヨークのアッパーイーストサイドにある「グッゲンハイム美術館」。ひときわ目立つ美しい螺旋の建築物について、美術館の見どころ、チケットの買い方・割引、アクセス(行き方)、所要時間、お土産屋さんなどについて紹介していきます。
ソロモン・R・グッゲンハイム美術館
グッゲンハイム美術館の正式名称は、「ソロモン・R・グッゲンハイム美術館」。
ソロモン・R・グッゲンハイムとは?
美術館の名前になっている「ソロモン・R・グッゲンハイム」は、アメリカの鉱山王(1861年 – 1949年)。彼が収集したアートを収蔵したのがこの美術館です。
まずは1937年に財団が設立され、1939年にニューヨークに開館しました。当時は、現在の場所より南の54丁目にあり、現在のアッパーイーストサイドとは違う場所でした。
フランクロイド・ライトの建築物として有名
グッゲンハイム美術館は、何より外観が特徴的で有名。アメリカ人、建築家フランクロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)が手掛けたものです。完工までに10年もの月日を要したそうです。
世界遺産に登録された美しい建築物
2019年、世界遺産に登録されることが決まりました。建築分野の登録としては、アメリカ初となりました!!
撮影された映画やドラマ
ウィル・スミス主演の『メン・イン・ブラック』、コメディエンヌのロザンヌ・バーやメリル・ストリープの『シー・デビル』、ドラマ『アグリー・ベティ』に登場!
その他にも見つけたら更新します!
グッゲンハイム美術館のチケット・入場料
入場料
大人 | $25 |
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シニア(65歳以上)※要ID | $18 |
学生※要ID | $18 |
子ども(12歳以下) | 無料 |
安いチケット・割引はある?
土曜日の午後4~6時は、「Pay-What-You-Wish Admission」=希望額を支払うことができます。
チケットの買い方
希望額「Pay-What-You-Wish Admission」ではなく、一般的なチケットを購入して入館する場合は、オンラインでチケットを購入することができます。
グッゲンハイム美術館へ行ってきました!
入館後すぐに目に入るのは美しい吹き抜けと、その周りを囲うようならせん状の通路💘早速ワクワクが止まりません!
見学時は、最初にエレベーターで最上階へ行きます。その後、らせん状にぐるぐると下りながら作品を見るという造りになっています。床が傾斜しているため、平衡感覚がおかしくなりやすかったり、酔ってしまいがちな方などは注意が必要です。
グッゲンハイム美術館所蔵の有名作品・見どころ
是非見ておきたい、有名作品は以下。
- カンディンスキー『即興28』(1912年)
- モンドリアン『しょうが壺のある静物I・II』(1911 – 1912年)
- マティス『肘をつく女』(1943年)
- ピカソ『黄色の髪の女』(1931年)
- ジョルジョ・デ・キリコ『赤い塔』(1913年)
- シャガール『誕生日』(1923年)
グッゲンハイム美術館見学の所要時間
入館まで
私は、希望額で入館できるときに行きました。到着したのが15:45くらいでしたが、すでに列ができていて、16時20分ごろに入れました。
見学にかかった時間
まず最初のエレベーターが混みます。その後、ぐるぐると周りながら見る際も混んでいるので進みが遅かったです。また、映像を見たりするものもありますが少人数しか見れないためそこも混んでいました。
混んでいる場合は、約2時間程度みておいたほうがいいとおもいます。
グッゲンハイム美術館のお土産
美術館のすぐ隣(同じビルです)に、お土産屋さんがあります。美術館に入館しなくてもお土産を購入することができるので、わりといつも一定数の人がいる気がします。
シンプルかつおしゃれな商品がたくさんあります😊子供用スタイ、ピアス、マグカップ、スカーフ、バンダナ、本、バッグなど幅広くそろえてあります🎶建築がお好きな方は、グッゲンハイム美術館のレプリカ模型なども要チェック!
グッゲンハイム美術館への行き方・アクセス
地下鉄で、緑の4, 5, 6, または 黄色のQラインの「86st」駅から徒歩で5分ほど。

正直、中のアートや展示作品よりも、建築のほうに興味がいってしまいました。本当に興味深い造りで、美しいです。近々、2回目の訪問予定です😊
建築物が好きな方、見たい作品がある方などはぜひ行ってみてください♪