ニューヨークが舞台の映画、「しあわせのレシピ」について書きます💕原題は「No Reservations」です。ロケ地や名言も紹介していきます。ニューヨークでシェフとして働く主人公の物語で、お腹がすくおいしそうな料理と、不器用な恋愛模様、そして家族愛が感じられる映画です。
「しあわせのレシピ」の登場人物
ケイト
完璧主義者のシェフ
(キャサリン・セタ・ジョーンズ)
ニック
イタリアで修行してきたシェフ
(アーロン・エッカート)
ゾーイ
ケイトの姪っ子
(アビゲイル・ブレスリン)
「しあわせのレシピ」のストーリー
シェフのケイトは、料理に没頭する完璧主義者。
シングルマザーの妹と姪っ子ゾーイが遊びにくる道中で交通事故にあってしまう…。
ゾーイを引き取るが、母親の代わりを十分に努められず四苦八苦する。
そんな中、職場には、ニックという副料理長が新しく働き始めており、困惑する。
ケイトは、最初はニックを毛嫌いしていたが、ニックがゾーイとの距離を縮めてくれ、ゾーイとの関係も上手く行き始める。
「しあわせのレシピ」の名言
ケイトは、ボスからの依頼で通うセラピーで、セラピストに言います。
I wish there was a cookbook for life, you know? Recipes telling us exactly what to do.
[訳]何をすれば良いかを正確に教えてくれる、人生の料理本があったらいいのに。
そのあとにセラピストが言ったセリフが印象に残りました💕
It’s the recipes that you create yourself that are the best.
日本語字幕では、「幸せのレシピは君の中にある」となっていました。
英語を直訳すると、「君自身が創造したレシピが最高なんだよ」となります。
何が正しいか、料理本に書いてあるレシピにとらわれるのではなく、自分自身で創り上げたものこそが(あなたにとって)最高だ、というふうに受け取りました☺️💛
人と違うことをするときや、自分を見失いそうになったときに、思い出したい言葉です😌💞
「幸せのレシピ」の撮影地
ケイトが働くレストラン
実際にはレストランはありませんが、下記で撮影を行ったようです。
22 Bleecker Restaurant, 370 Bleecker Street and Charles Street, Manhattan.
ケイトの家
劇中では、レストランから徒歩圏内という設定ですが、実際に撮影された場所はブルックリンです。
8 Montague Terrace and Remsen Street, Brooklyn.
実は、映画を観ている間に「家はブルックリンのようだけど、徒歩でレストランにいけるの?」と思っていました(笑)
このエリアは、ブルックリンハイツというエリアで、私が住んでいたエリアです☺️
とても落ち着いているエリアで、とてもお気に入りの場所です💕
ゾーイの通う学校
チェルシーエリアです。
劇中では、親が送り迎えすることになっていますが、アメリカではスクールバスで通う子も多いです。
PS 11 William T Harris School, 320 West 21st Street and 8th Avenue, Manhattan.
「しあわせのレシピ」で感じたこと
NYで生きる女性は、やはり強いなあということ。
自立していることを好み、職場でも意見をはっきりと伝えるのは、アメリカで生きていく上で必須な気がします。
(劇中のケイトは、はっきりと伝えすぎるがゆえに、ボスからカウンセリングにいくよう言われていますが。)
そして、恋愛(男性)を優先しすぎず「キャリアを大切にしたい」思いがとても強いのも、私がNYで出会う女性に共通していると感じました。
どちらかを選ばなくてはいけないわけではなくて、キャリアは自分の一部として自分を信じて大切にし、恋愛は恋愛でたのしむのが上手だと思います💕
また、映画の設定ではあるものの、1人暮らしのシングルの女性が2LDKのマンションに住んでいることは日本ではなかなかないですよね。
(この映画でケイトは1人暮らしですが、ニューヨークでは、広めの部屋に住み、空き部屋を貸す人も多いです。)
完璧主義者でストイックなケイトが、ニックやゾーイとのふれあいを通して変わっていく様子がほっこりします☺️💛
女性とその姪、恋人の3人が仲睦まじく過ごす姿もとてもすてきです🧡
ぜひ、観てみてください💕💕